個人旅行のための海外ホテル予約サイト powered by アップルワールド.com
ホテルの悩みは
達人に聞け! 2000年1月
アップル博士のホテル講座
アップル博士のホテル講座  メールマガジン一覧 >

ホテルの朝食で、よく「コンチネンタル・ブレックファースト」とか、「アメリカン・ブレックファースト」とかききますが、そもそもどういったものが出てくるのでしょうか?それに、他にも種類はあるのでしょうか?


【まずは食べ方で分けると3種類】

世界のホテルには実に楽しいいろいろな朝食があります。まず、食べ方で分けると3種類。好きなものが自由に選べるブッフェ(ビュッフェ)・スタイル。正統派朝食スタイルは、あくまでサービスにこだわるアラカルト・メニューのテーブル・オーダー・スタイル。そしてプライバシー派にはルーム・サービス。
【メニューで分けると、大きく4種類】

次にメニューで大きく分けると、ベーシックなセットとしては(1)コンチネンタル・ブレックファーストと(2)アメリカン・ブレックファーストがあります。さらに、バリエーションとして郷土色豊かな(3)ローカル・ブレックファーストというのもあります。最後にパンケーキ、ワッフル、フレンチトーストなど1品にこだわる(4)アラカルト・メニューです。以上、大きく4種類に分けられると思います。
以下に、それぞれの特徴をご説明しましょう。
【コンチネンタル・ブレックファーストとは】

「コンチネンタル・ブレックファースト」とは、オートミールやシリアル、ドライやフレッシュなフルーツ、ヨーグルト、ミルク、チーズ、生ハムやサラミのような火の通らない冷たいメニュー(コールド・ミール)とパン類にジュース、コーヒー、紅茶の組み合わせが基本です。これが、ヨーロッパ大陸(=コンチネンタル)で最も一般的な朝食です。
最近のバリエーションとしては、もぎたてのオーガニック・ベジタブルを並べたサラダ・バーがあるところなどもあります。

※写真は典型的なコンチネンタル・ブレックファーストの例(ブッフェスタイル)/シシリー島・タオルミーナのサンドメニコパレスにて
【アメリカン=コンチネンタル+ホットミール】

次に(2)アメリカン・ブレックファーストです。名前は「アメリカン」ですが、世界中に普及しているメニューです。(ちなみにイギリス人だけは同じ物をイングリッシュ・ブレックファーストと呼びます。) そのアメリカン・ブレックファーストとは、コンチネンタルに卵料理+ソーセージ、ハム、ベーコンなど火を通した温かいメニュー(ホット・ミール)が加わったものです。他にビーンズ、グリルド・トマト、コーンビーフ、ハッシュブラウン、フレンチ・フライ、などのサイド・ディッシュがある場合もよくあります。“アメリカン”という名前にふさわしくこれだけ食べればお腹もいっぱいになるでしょうから、別名「フル・ブレックファースト」とも呼びます。
日本オリジナルなフル・ブレックファーストには、更にスープとサラダが付きます。
【その他のバリエーション】

そして(3)ローカル・ブレックファーストとは、その土地の特選メニュー(郷土料理)です。代表的なものでは、中国の飲茶(点心)、タイや中国のお粥などはオリエンタル・ブレックファーストなどとも呼ばれます。世界的なダイエットブームにのって普及した和朝食などもそうです。

最後の(4)アラカルト・メニューですが、ヨーロッパでは“上品適量”、アメリカでは“1品満腹主義”の傾向があります。

アメリカ風では、パンケーキなら3枚重ねで山盛りバターとホイップクリームに、メイプルシロップやココナッツシロップ付き。さらに、ディッシュ・サイドにスライスしたフレッシュ・ストロベリーやキィウィなどを添えたりなんかもします。他にワッフル、フルーツプレートもあり、朝からブレックファースト・ステーキ(厚手のハム+グリルド・パインアップル)なんてのもざら。もちろん、フレッシュ・オレンジジュースにトーストだけでもOKですよ。さあ、あなたはどれがお好み?
【蛇足ですが】

最近ホテルも朝食に工夫を凝らしています。ホテル・オリジナル・メニューの中には、「シャンペーン・ブレックファースト」(朝からシャンペーン付きという“バブリー”メニュー)、「ダイエット」(ファイバー補給を中心に)、「アスリート」(ジョッガーご用達高タンパク低カロリー)なんていうのもあるんですよ。 こんなユニークな朝食に出会えると、旅が楽しくなりますね。(アップル博士)