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| 昨年のイタリア旅行、マダムは50分しか乗り継ぎ時間のない便を選んだ結果、あまりのあわただしさに入国前からどえらいストレス。やはりトランジットは最低でも2時間は確保すべし、というのが前回のお話&教訓。ところが、この旅行で受けたストレスは、それだけじゃなかったんですのよねぇ。今回はその恨み辛みをネチネチとお話ししとうございます。イタリアで同じ思いをなさった方、きっと多いと思いますの! |
それは、トリノからジェノヴァへの列車移動で起こりました。早朝出発のわたくしは、念のためホテルで運行状況を確認。すると「ストだけど・・・まっ、動いているでしょう」という何だかあやふやな返答です。スト? ニュースでやっていたかしら。「???」と思いつつ予定通り乗車。ところが!1時間ほど走って到着したアレッサンドリアという小さな町。ここで、なんだか長〜い時間停車しているのです。「待ち合わせかしらねぇ」と外を眺めていると、突然車掌さんがドアをバーン!そしてイタリア語で「ショーペロ(スト)!」とひと言。え、え!? わたくしがいた1等車には、同じような大荷物の旅行者が数人。みなポカ〜ンです。仕方なく窓口に行くとすでに長蛇の列。辛抱強く待ち、仏頂面のスタッフに「再開は?」「17時過ぎだけどわからない」「ジェノヴァに行く方法は?」「ノ」「長距離バスは?」「ノ」「何か方法は?」「ノン・ロ・ソ(知らないわよ)!」。くうー。何で逆ギレするー。しかも意地でも英語を話さず、イタリア語のわからない旅行者に対しても早口にまくし立てるだけ。端で見ててもハラハラの「ご対応」ざます。どうしようもないので、今度はツーリストインフォメーションへ。そこでも、ああ、案の定「列車のことはわかりません」とのつれない返事。でも、ホームを歩いていた駅員さんを呼んで、状況を聞いてくれただけ親切でしたわね。 |
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駅員さんによると、このストはローカルだけで長距離は動いている「と思う」。次は12時半にサレルノ行きが来る「はず」と、これまた、何でわからないー、それが仕事だろー、なお返事です。時刻は9時を回ったところ。さすがのマダムも焦りましたわね〜。だって今日はジェノヴァ経由でチンクエテッレに行き、1日散策&宿泊の予定だったんですもの。時間的にはそろそろ目的地に到着していていい頃なんですのよ。このままでは復旧しても、ただ移動するだけで何もできません。明日は午前中にジェノヴァに戻り、中目黒マダム一家と合流しなければならないし! 動転した気を鎮めて善後策を考えます。この時に大いに役立ったのが、トリノにて29ユーロで買った携帯電話。念のためだったのですが、まさに命の綱になりましたわね〜。まずホテルにキャンセル連絡し、次にジェノヴァの中目黒マダムに前倒しで合流の懇願。まだまだ落ち着きませんが、これ以上できることはありません。あとは座して待つのみです。寒くて心細くて長い時間が過ぎました。と、「サレルノ行きICが来るぞ〜」というアナウンス! 卑怯なことにイタリア語のみです。他の旅行者に教えてあげたくても、みなどこにいるのかわからない。もう自分のことで精一杯。なんとか、なんとか車上の人となり、夕方に半泣きで中目黒マダム一家の滞在しているアパートメントにたどり着いたのでした。ほんっとに、数年分のエネルギーを使い果たしましたわ・・・。 |
結局、列車は18時前後に動いたそうで、まさしく「本日のスト」状態。どうしてそういうことするかなあイタリア。ストが多い国とは聞いていたけれど、今まで遭遇しなかったほうがラッキーだったのかしら。ちなみに、使わなかった指定券は、ジェノヴァの窓口でサインをもらっておき、帰国後に払い戻していただきました。あっ、指定券といえば、これもイタリア鉄道のまがまがしさというか、超メンドーなシステムですのよっ、奥様!! わたくし数カ国を列車で移動する際には、いつも鉄道の旅という手配会社にパスをお願いしておりますの。今回もルートをお知らせし、最適なパスをご提案いただいたのですが、同時に「イタリアの指定券はどうしますか?」とたずねられました。いつも細かくスケジューリングはするけれど、基本的には自由気ままに動きたいマダム。時間を決められちゃうのはなあ・・・とやや不本意ではありましたが、一応押さえていただくことに。 これが大正解! というか、しなかったらマジでヤバヤバでございましたわよ!みなさま、イタリア鉄道は基本的にレッジョナーレとエスプレッソを除き、全て指定券が必要なのでございます!自販機もありますが、鉄道パス対応の項目はありません。そして窓口は常に大混雑なので、当日では買えない可能性があります。じゃあ車内精算すればいいや、と思いました?甘うございます。手数料を取られるし、下手をすると罰金が科せられることもあるらしいのです。ああ〜、イタリア鉄道ひどすぎる〜。 |
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だって国境を越えてフランスに入ったとたん、特別な列車を除けばICだろうがICEだろうが指定券など買わなくても、どこでも空いているシートに座れるんですのよ! しかも車両はキレイだし新しいし。ドイツもスイスもオーストリアも同じこと。イタリアほど使い勝手の悪い鉄道、ヨーロッパ主要国の中では他にないと思いません? わたくし、以前ミスターMにコンコンとそのお話を聞いたときに、へえ〜と受け流してしまったことを、つくづく反省いたしましたわ。 また大感謝なのが鉄道の旅様(もはや「様」付け)。旅行前のアドバイスから、完璧な手配ぶり、そして帰国後もジェノヴァ駅のサイン入り未使用チケットに関し、「どこまでできるかわかりませんが、全力でもぎ取ってみます!」との力強いお言葉とともに、本当にご返金くださったのです。そんなに大きな金額ではなかったのに、この真摯なご対応・・・マダム、ますます鉄道の旅様ファンになりましてよ。みなさまも、海外鉄道の旅の予定がありましたら、ぜひご相談なさってみてくださいませ〜。ちなみに、ストの日に同じようにイタリアのサイトで指定券を購入していた中目黒マダムですが、返金リクエストしたところ、「免責事項だし、最終的にはその日に電車が動いたので、変更すれば乗れたでしょ」と門前払いだったそうな。う、うーん、その通りなんですけど・・・容赦なさすぎ〜。 海外旅行中のトラブル、ホントに気が滅入りますわよね。でも、わたくしは帰国後に笑って話せるならば、旅行スキルアップのいい機会だったと思うようにしていますの。ほほほ(←カラ笑い) みなさまも、どうぞトラブルで臆病にならず果敢に海外旅行に挑んでくださいね。では、また来月。Ciao! |
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アメリカの国立公園は、草木の生えていない荒野もあれば、緑豊かな森や林もある大自然の宝庫です。見ているだけでも自然を感じることができますが、今回はゆっくり時間をかけてカラダで感じてみませんか?アップルワールド来月の特集は、グランドサークルハイキング体験記。初級から上級までのトレイル体験記をお届けします。 |
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「このチケットの払い戻しはできますか?」という意味のフレーズ。予定が変わって使わなかった列車の指定券だけでなく、入場券などの各種チケット類は、たとえわずかな金額でも、窓口に行く機会があったら払い戻しができるかどうか聞いてみましょう。 |
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| ≫ 旅先で「困った!」〜マダムinソウル編 ≫ 旅先で大ピンチ!となるその前に・・・ |
≫ マダムが見た「こんなクレームはダメです」集 ≫ ホテルでこんなトラブル発生!さてどうしましょ |
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